ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2005.8.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
保税倉庫が焼失
七月二十八日午前四時ごろ、セブ港務局の保税倉庫から出火、あっという間に保管してあった車両五十台以上を含む輸入品、押収品などとともに全焼してしまった。損害額は推定一億ペソ。
セブ市消防局員が現場に急行したが、倉庫と同居の水上警察署から銃弾が爆発して降りかかり、しばらくは身を守るので精一杯だった。
この火事で最もがっくりしたのは、関税局のマンガオアン・セブ支所長。八月に競売する予定だった差し押さえ処分の乗用車、バイクなど二十台以上が鉄の塊に化けた。競売に付せば、三千万ペソ以上の利益を国庫に納められたという。同所長は「日光や雨で損傷するのが心配で倉庫に入れるよう命じたのが裏目に出た」と泣き顔だった。(29日・インクワイアラー)