ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2005.7.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ストで退陣要求
セブの有力運転手組合がアロヨ大統領の即時退陣を求めて施政方針演説の二十五日、ストライキを行う予定。組合員七千人のセブ運転手連合(NADSU)と同千人のセブ市輸送組合連合(ATMIC)で午前五時からバス、タクシーなどのストを設定、セブの輸送体制は八〇%まひするという。
NADSUのポガド委員長は「アロヨ政権で政府の汚職が悪化、ガソリン価格が高騰、付加価値税の増税が追い討ちをかける」と批判、即時退陣を要求している。一方ATMICのラコンサ委員長はこれまでストライキの呼び掛けなどに参加したことはないが、今回は抗議のためと強調。「アロヨは数々の違反を犯した無謀運転手。国のかじ取りをする資格はない」と決めつけている。 (24日・スター)