ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2005.6.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マンゴー栽培に外圧
日本政府は、ミンダナオ産マンゴーに有機リン系殺虫剤、クロルピリフォスの過剰使用を改めないと輸入禁止すると警告している。農務省のアリド中部ミンダナオ事務所長がこのほど明らかにした。
食品衛生専門家が昨年九、十二の両月にミンダナオ産マンゴーから残留クロロピリフォスを検出した、駐比日本大使館員がもう一度、同じ結果が出れば輸入禁止に踏み切ると最終通告してきたという。。
日本の消費者が有機栽培産品を選好するようになり、環境や人体に悪影響な及ぼす農産物には拒否反応が強いというのが理由だそうだ。
同事務所長は、マンゴー栽培者に同農薬の使用を控えるよう訴える一方で、同農薬が米国でも幅広く使用されているのにとぼやいている。(15日・ブリティン)