ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2005.5.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
恐ろしい玉手箱
コンポステラバレー州モンカヨ町のラジオ局ニュース解説者のルシオ・セニサ氏は日ごろから違法薬物追放のため、積極的な発言を続けている。十三日夕、ダバオ市に出張していた同氏に自宅のあるバランガイ(最小行政区)警備員から電話があり、「ベス」という女性から贈り物の箱が届いたという。
最近、死の脅迫を受けていたセニサ氏は心当たりのない女性からのプレゼントと聞いて「爆弾」と直感し、警備員に箱を治安当局に届けるよう指示した。
警備員は国軍第二八歩兵大隊駐屯地に届ける途中、好奇心を抑えきれず箱を開けた途端、「ドカン」。そばにいた少年(11)が即死、警備員ら三人がけが。麻薬業者の犯行らしい。 (18日・ミンダナオタイムズ)