ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2005.4.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
実母と姉が殺害依頼?
サンボアンガ市北郊パソナンカ地区の住民は異臭に悩まされて警察に訴え、十六日、地中から男性の腐乱死体が発見された。埋め方が浅くて臭わなかったら発見されなかったはずだ。
遺体は同市ブンジアオ・バランガイ(最小行政区)の農民、レオナルド・ハガンさん(21)で、国家警察は十八日までに地方カルト教団「サントクリスト」のメンバー七人による殺人事件と断定、起訴手続きをとった。
調べによると、ハガンさん殺害の首謀者は実の母親と姉。二月二十三日に誘拐するよう五人の実行犯に依頼、教団の隠れ家があるパソナンカ地区に連れて行ったらしい。母親は海外就労先のオーストラリアから姉に犯行を指示したというが動機などは不明。(22日・タイムズ)