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4月25日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2005.4.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

水不足でデング熱流行

 セブ市ではデング熱が例年以上に猛威を振るい、一︱三月で八人の子供が命を失った。三ヵ月間のデング熱感染者は二百五十七人で、前年同期の百六十六人(うち三人死亡)と比べて約六五%も多い。

 市保健局によると、デング熱が流行しているのは内陸部のバランガイ(最小行政区)で、原因はエルニーニョ現象による水不足だという。

 疫学的対策を担当するエドガー・パング氏によると、山間部のバランガイ住民は容器に水を溜めているが、そこがデング熱ウィルスを持つ蚊(熱帯シマカなど)の格好の繁殖場になっている。このままでは乾期の間中、デング熱患者は増え続けるだろうという。

 同氏は、せめて貯水用容器には蓋をするよう呼びかけている。(23日・ブリティン)

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