ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2005.4.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法登山で70人御用
五年ぶりに登山解禁となった国内最高峰アポ山(標高二、九五四メートル)で早くも違法登山者七十人が捕まった。そのほとんどはダバオ市、コタバト市や北コタバト州、南ダバオ州、マギンダナオ州からの学生だった。
アポ山は北コタバト州のキダパワン市からの登山ルートだけ解禁されたが、違法登山者たちは同市の北、マグペト町からのルートをたどっていた。町役場の観光担当者によると、違法と知りながら同町ボンゴラノン登山道からの入山をすすめたのは町の荷物ポーターたち約三十人。
環境天然資源省は四月初めからアポ山の登山解禁に踏み切ったが。登山者は高い登山料を払わなければならない規則だった。マグペト町では違法ガイドを処罰する方針。(六日・ブリティン)