ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2005.4.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東ダバオで金ラッシュ?
フィリピン海に臨む東ダバオ州東海岸で時ならぬゴールドラッシュが起き、パルマ・ヒル州知事は半信半疑。
マナイ町カリナワン・バランガイ(最小行政区)のタンゴタンゴ地区で十八Kという高品質の金塊が見つかったというのだ。すでに隣接のダバオ州タグム市などから五、六千人に上る鉱山師が夢を求めて押し寄せたというが、金鉱の正確な場所はわかっていない。マナイ町は海岸線に山が迫った地形で交通が不便なせいもある。
同知事は特別作業斑を編成、現地で金産地を特定するよう命じた。また、鉱山師たちが勝手な金探しをして、治安に問題があるため、「州の許可なしの作業は規制する」と警告した。本当に金鉱が存在するなら、州も掘るつもりだ。(3月30日・ブリティン)