ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2005.4.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
賭場の見張り役は警官
セブ市のバランガイ(最小行政区)は「カレラ(競馬)」というビデオゲーム機を使った違法とばくに汚染されているが、その賭場の見張り役は警官だった。
オスメーニャ市長は違法薬物委員長のペ市会議員を特別任命、悪徳警官の摘発に乗り出した。少なくとも十四人の警官が調査線上に浮かんだが、中には市外の部署に転出してしまった者もいる。
「全員とは言わないまでも警官の九九%までからんでいる」。そう怒る同市長は国家捜査局(NBI)に捜査を依頼しているが、ゲーム機は市役所のすぐそばにも設置されているという。
ぺ議員によると、これまでに押収したゲーム機は百九十七台に上るが、今後はバランガイに懸賞金も出すそうだ。(3月30日・ブリティン)