ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 288字|2005.3.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アポ山の登山解禁
フィリピンの最高峰アポ山(標高三一一四メートル)が四年ぶりに、近く登山解禁となる。
北コタバト州キダパワン市に位置する同山は二〇〇〇年、登山客による環境汚染を理由に、自然保護庁(PAMB)が登山禁止にした。当時、山中から二トンのゴミを回収したという。
同市の環境・自然保護担当者によると、入山者数規制や持ち込み禁止品の選定などについて規則を決めてから、登山を解禁する。
ガンツアンコ同市長は、「登山規則を破った人はブラックリストに載せ、二度と入山させない」と警告、特に調理やキャンプファイアーのために木を切って燃やすことを厳禁すると語った。(17日・インクワイアラー)