ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2005.3.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「ビサヤ海艦隊」発足
世界で最も豊富な水生動物を誇るビサヤ海の自然を守ろう︱︱。ダイバーや漁業専門家などがボランティアで参加する「ビサヤ海小艦隊」(VSS)が十二日、セブ州バンタヤ島で創設式を挙行した。世話人は環境問題専門のA・オポサ弁護士。
隊員は、国旗を掲げたモーターボートでビサヤ海を毎月一、二回、違法漁労取り締まりパトロール。さらに五年間で五十回の探査航海を計画している。
ただし七月以降の雨季は活動停止する。
沿岸警備隊、海軍、国会捜査局(NBI)、農務省の支援を受け、「作戦」参加者には一日二キロのコメが現物支給される。沿海地方自治体と密接に連係して実施する計画という。 (19日・インクワイアラー)