ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 290字|2005.3.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ニセ徴税官出没
国税局のソニア・フローレス第十一地域事務所長はこのところ、イロイロ州内にニセ徴税官が出没していると警告を発した。
ニセ徴税官の特徴はフィリピノ語を流ちょうに話して、いかにも中央から派遣されたように振る舞うこと。弁舌さわやかで、ついだまされる。イロイロ市内ばかりか郊外まで被害が広がっている。
ドラッグストアーなどの企業ばかりか一般市民の自宅まで訪問して「この場で支払えば、税額を大幅免除する」と誘い、ちゃっかり現金をせしめてドロン。
フローレス所長は、国税局は局員を派遣して徴税していないと説明、「納税には必ず地域事務所に来てほしい」と呼び掛けている。(2日・ブリティン)