ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 297字|2005.2.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
入植農民が座り込み
東ネグロス州都ドゥマグエテ市の農地改革局地方事務所前に一団の農民が座り込みを続けている。
タンジャイ市近郊にあるエスピーニャ元上院議員のサトウキビ大農園内に土地を与えられた農民たちが昨年六月以降、警備員や私兵にいやがらせを受け、収穫物の大半を失った。市検察局に訴えたが、何の措置もとられないという。
農地改革局は昨年二月。農園側の承諾がないまま、約二百人の農民を入植させた。十三年前に約束した農地改革で、もう待たせられない。農園側は市から「経済特区」の指定を受け、改革法の対象外と訴訟中だ。
農民たちは軍か警察が治安要員を派遣してほしいと要求している。 (21日・インクワイアラー)