ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2005.2.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光地の警備態勢強化を
アクラン州選出のミラフロレス下院議員(ラカス)は、バレンタイン・デーにマカティ、ダバオ、ゼネラルサントスの三市で同時多発的に起きた爆弾テロに関して、同州ボラカイなどの観光地への警備態勢強化を政府に要請した。「観光地は旅行者の最終目的地であり、世界に開かれた国家の窓だ。テロの対象になりやすい。観光地をテロから守るためにあらゆる対応策を講じるべきだ」と同議員は言う。
二〇〇一年五月、パラワン島リゾートでイスラム過激派、アブサヤフが起こした米国人ら観光客約二十人の拉致事件は、比観光業界に深刻な影響を与えた。同議員は、ボラカイのような観光地でのテロを未然に防ぐため、警備態勢の一層の強化が必要という。(16日・タイムズ)