ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2005.1.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
処刑犠牲者14人に
セブで違法な処刑団が犯罪容疑者や前歴者を殺害する事件が十二月二十二日から起き始め、三十日現在で十四人に達した。アグリパイ国家警察長官はリカルド・ビダル枢機卿と六日会談、連続殺人事件について協議する。同枢機卿は一九八五年から八六年にかけて同様事件が発生した際、違法処刑団の排除を求めるキャンペーンを展開した。
殺害された十四人のうち十人は犯歴があった。バイクに乗った複数の男が射殺する手口。最後の事件は九七年に出所したごみ収集人が狙われた。
セブ市のオスメーニャ市長が同市の増加する犯罪を抑制するため、摘発協力者に二万ペソの賞金を出すと二十二日、発表したあと違法処刑団が活動し始めた。(3日・スタンダード)