ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2004.12.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
火力発電所建設に反対
イロイロ州コンセプション町の住民約三千人が一億ペソの予算で建設が計画されている石炭による火力発電所の建設に反対を表明した。住民の健康を害し、環境破壊をもたらす恐れがあるという理由。
住民団体、コンセプション代替エネルギー連合が音頭を取り、反対の署名を集めている。十三日には町内の体育館で住民のフォーラムが開かれた。
同町のバニアス町長と建設主体のDMCIホールディングスとの間で七日に覚書が交わされた。これにより五十メガワット二基の石炭火力・地熱発電所建設の経済的・技術的実行可能性、環境に与える影響について検討することにゴーサインが出た。漁民など住民の反対はこうした動きを受けてのもの。(15日・トゥデー)