ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2004.12.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
テロに停電の追い打ち
ミンダナオ地方全域は十四日午後四時から七時にかけて停電し、ゼネラルサントス市での市場爆破事件の後のため、住民の不安が高まった。
国家送電公社は、前日に起きた技術的障害が原因と発表し、今後の警戒の必要はないと説明した。
しかし国軍南部司令本部は傘下全将兵六万人に警戒を倍加するよう指令した。第一海兵大隊がはアグス川流域の水力発電所や送電線網をテロ攻撃から守る態勢に入った。また、公共施設に「覆面保安員」を配置するとともに前線部隊に二十四時間パトロールと警察との協力を命じた。
比共産党の軍事部門、新人民軍(NpA)は最近、北ダバオ州で公共事業道路省の労働者十四人と建設機械を確保したが、後に解放した。(16日・ブリティン)