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　十一月末、セブ市で殺害されたフリーマン紙の写真記者、アラン・ディゾンさん(31)はアロヨ大統領の長女、ルリさんの友人だったことが分かった。ルリさんは突然、前触れもなくサンフェルナンド葬儀場にマニラから駆けつけ、周囲を驚かせた。三十分滞在して弔意を表明、妻のアメリタさんにあいさつ、娘のカイラちゃん(３)を抱きしめた。

　ルリさんによると、ディゾンさんは「明るくやさしい人」。今年五月の大統領選の際、母親の代理として選挙活動にセブ地方を訪れたとき知り合いになったという。ディゾンさんはずっと取材を続けた。選挙後、ルリさんはディゾンさんの自宅を訪れている。

　ルリさんによると、大統領は関係機関に事件の早期解決を厳命した。（２日・スター）