ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2004.10.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
横暴校長に抗議デモ
マギンダナオ州コタバト市の名門ナショナル高等学校で十一日、教員、生徒が女性校長の横暴に抗議して正門前で集会を開いた。
抗議の矢面に立ったのはバイ・ダツカン校長で、遅刻の学生から罰金一ペソ取るほか、ダバオ市での校外イベント参加費十ペソ、四年生が参加する「市民のための軍事訓練」用Tシャツのプリント代と称し三十ペソなど、やたらにお金を徴収した。
ダツカン校長は常に短い混棒を携帯、規則違反の生徒に体罰を加え、さらに長髪の生徒を見つけると、授業中に髪を切ったりしたという。
「罰金は違法じゃない。抗議はみな根拠薄弱よ」と居直る校長だが、教員と生徒はもっと教養のある人と交代させてと要求している。(8日・ブリティン)