ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2004.10.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サバ州から3女性戻る
西ネグロス州出身の女性四人が出稼ぎに出掛けたマレーシアのサバ州で売春を強要されたと訴えていた事件で、解放された女性三人が無事、比へ戻った。
同州イサベラ町のエレナさん(27)=仮名=は八月、カラオケ店の受け付けとして月三百ドルの雇用条件で比人材派遣業者の誘いに応じた。しかし、赴いたサバ州では売春を強要され、断ると殴るけるの暴行を受けた。食事は夕食だけだったという。
思いあまったエレナさんがこっそりテキスト・メッセージを同州の副知事に送って事態が明るみに出た。業者はマレーシア警察の急襲を受け、エレナさんらを解放した。まだ、同業者の下で比女性約二十人が売春をしているという。(28日・インクワイアラー)