海域調査再開
[ 1286字|政治 (politics) ] 有料サランガニ州で米軍が比米合同軍事演習の布石とみられる海域調査再開を急ぐ
関係筋によると、比最南端のミンダナオ島サランガニ州グラン町周辺で米軍が比米合同軍事演習の布石とみられる海域調査再開を急いでいる。同町は米政府が一九九〇年代半ばに大半の対比無償援助を注ぎ込み大型空港、港湾改修、湾岸道路などのインフラ整備を実施したソックサルジェン地方の一角。同町沖合、サランガニ湾東南部は東南アジアでも最も水深のある湾口海域で、米軍は戦前から一九九二年に撤収した旧スービック米海軍基地に匹敵する軍港の建設が可能として関心を寄せてきたという。