ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2004.9.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
若者の婚前交渉380万人
人口委員会中部ビサヤ地方事務所の調査によると、十五歳から二十四歳の年齢層で約三百八十万人が結婚前に性交渉をしていると推計されることが分かった。うち八〇%が避妊や性病予防の措置を取っておらず、予定外妊娠や性病伝染の恐れがある。
同事務所によると、比の平均的若者の初体験年齢は十七歳。二〇%が高校生で一三%が大学生。驚くことに三・五%が小学生での初体験だった。若者の結婚前の性体験は増加傾向にあり、それとともに堕胎や婚外妊娠の割合も増加しているもようという。同事務所は性と出産にかかわる健康会議をこのほどセブ市で開き、問題点を提起したが、性問題の啓蒙活動は地方自治体が音頭を取ってスターとすべきとしている。(1日・ブリティン)