ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2004.9.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
イスラム2派が銃撃戦
マギンダナオ州でイスラム教徒の二派が八月二十九日、激しい銃撃戦を演じ、八人が死亡、住民が避難する騒ぎとなった。
国軍の発表によると、原因
はダトゥ・サウジ・アムパトゥアン町キタンゴ・バランガイ(最小行政区)の土地二十ヘクタールをめぐる所有権争い。元モロ民族解放戦線(MNLF)幹部のツティン氏率いる民兵がモロ・イスラム解放戦線(MILF)の元指揮官で同バランガイ役員のママラパット氏の民兵を襲撃した。MILF側が昨年六月、この土地をMNLF側から力づくで奪ったのに対し、MNLF側が奪回しようとした。仲裁の国軍兵士一人が負傷した。
この戦闘は近くのママサパノ町にも広がり、住民は避難した。(1日・ブリティン)