ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2004.8.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
州知事も延期に賛成
フィリピン全州連盟(LPP)は来年のバランガイ(最小行政区)選挙が延期されることに賛成の意を表明した。自身もボホール州知事であるアウメンタド同連盟会長は「多くの知事が、国家財政を一層悪化させる可能性のある選挙の延期を支持している」と語った。
先に国家レベルの選挙が終わったばかりで、さらに選挙を実施するには巨額の資金が必要で、財政悪化は必至というのが同会長の意見。セブ州選出のグラス下院議員が、来年のバランガイ選挙を二〇〇七年に延期する法案を国会に提出している。
同会長はまた、バランガイ選挙を廃止して市・町長にバランガイ役員の任命権を与えるという提案には、十分な検討が必要だと,慎重な姿勢を示した。(24日・ブリティン)