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　エネルギー調整委員会がこのほど、民間のセブ電力供給社にビサヤ電力（ＶＥＣＯ）への電力販売代金の引き上げを認めたため、セブ都市圏では消費者の電気代負担が増加しそう。

　しかし、ＶＥＣＯはまだ、電気代値上げを承認されてはいない。配電会社は個々に価格引き上げ申請が必要だが、承認されるとみられる。セブ電力はＶＥＣＯと販売価格引き上げで合意したが、これで同電力は発電所閉鎖から免れられるとしている。同電力はＶＥＣＯ配電量の四分の一に当たる六十メガワットを供給している。調整委の聴聞会でセブ電力の幹部は、もし救済措置が講じられなければ同電力は資金不足から九月には閉鎖に追い込まれると窮状を訴えていた。（26日・ビジネスワールド）