ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2004.8.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光長官もセブ出身?
観光省の誘致成功に沸くセブ市で、セブ出身の観光長官が誕生するのでは、という期待が高まっている。
最有力者は同州五区選出のドゥラノ下院議員で、七月二十一日、デベネシア下院議長邸で長官になると宣言したという。別の証言では、同議員は就任を予想して、院内重要ポストの人事任命委員会への配属を断った。対抗馬はセブ出身のホテルマンでウォーターフロント社社長のパトリック・グレゴリオ氏。観光長官OBらが「政治的配慮ではなく専門家を」と大統領府に意見書を送ったり、中部ビサヤ地域観光協会がグレゴリオ氏を推薦したり、動きが活発だ。
去就が注目されるパグダンガナン現長官は後任人事について「大統領のために尽くすだけ」と質問をいなしている。(26日・インクワイアラー)