ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2004.7.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
活魚眠らせて輸出
活魚を眠らせて輸送する技術をビサヤ地方中部東ネグロス州ドゥマグエテ市の海洋生物学者が開発、海産物の海外競争力強化に役立つとして注目を集めている。ボニファシオ・コマンダンテ氏が十七日、同市を訪れたアロヨ大統領一行に非化学製剤を使いながらいかに活魚を眠らせるかの新技術を披露した。開発した同氏は「航空運賃が七五%節約できる」と説明した。水なしの睡眠状態で九時間後の生存率は九五︱一〇〇%という。海外市場、とりわけ近くの香港、中国市場向けに輸出競争力を高めるだろうと期待されている。
ゴスン環境天然資源長官、ヤップ農務長官列席のもと、アロヨ大統領に眠ったラプラプの贈呈式が行われ、ラプラプは大統領がマニラに持ち帰った。 (20日・ブリティン)