ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2004.7.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
住宅対策が悩み
ビサヤ地方中部マンダウエ市は人口増加率が同地域で他の自治体の二倍に達し、住宅事情の悪化に頭を抱えている。人口委員会同地域委はマンダウエ市の人口が昨年末で二十二万五千五百十四人になり、増加率は六・三六%とはじき出した。同市は約二十五平方キロしかなく、一平方キロ当たりの人口は八千九百五十六人。これはセブ市の同二千四百六十八人の三倍以上である。セブ市の人口増加率は一・七七%に過ぎない。
オウアノ・マンダウエ市長は、増加する人口に追いつかない住宅政策が同市の大問題であることを認めている。雇用機会の増加で他の都市などからの流入人口が増えているためという。しかし、職があるため、平和と秩序は維持されていると同市長は胸を張っている。(14日・ブリティン)