ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2004.6.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
料金値上げに反対
セブ・タクシー運行者協会はマニラ首都圏のタクシー業界が値上げ申請している初乗り料金の引き上げに反対を表明している。首都圏ではタクシー業者が陸運局許認可調整委員会に初乗り四十ペソ(現行同二十五ペソ)二百メートルごとに三ペソの値上げを申請しており、統一選挙後には認可されるとみられている。
これに対し、セブ地域の業者は「料金値上げは自殺行為だ」と反対を表明。コロルムと呼ばれる無認可のタクシー約四千台が営業している事実を指摘、この取り締まりが先決、としている。違法タクシーの横行が収入減の主因と不満を表明、違法運行が排除されれば値上げの必要は生じないと断言している。仮に認可されても初乗り二十五ペソを堅持する方針という。(23日・ブリティン)