ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2004.6.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
7海域で赤潮被害
漁業水産資源局の赤潮対策特別本部はこのほど、七つの海域で採取した甲殻類の食用禁止を呼び掛けた。対象は、マスバテ州ミラグロス、ソルソゴン州の一部、西サマール州サンペドロ湾、東ダバオ州バリテ湾、南サンボアンガ州ドゥマンキリャス湾など。
これらの海域で採集された
甲殻類から赤潮による毒素が検出されたため。赤潮の毒素は通常、海底に潜んでいるが海が汚染されると水面に上がってくるという。
ただし、汚染された魚やイカ、エビ、カニなどが新鮮な場合、調理前によく洗い、エラなどの内臓を取り除けば安全に食べられるという。
今回、パラニャーケ、ラスピニャス両市、ナボタス町やカビテ州の沿岸などマニラ湾での赤潮は観測されていない。(25日・スター)