ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2004.5.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
地震続発の心配なし
十六日、ミンダナオ地方南部コンポステラバレー州などで起きた地殻変動型の地震の後、火山地震研究所ダバオ地方事務所は地震や火山噴火続発の不安を打ち消した。
同研究所の地震専門家は単なるうわさやテキスト・メッセージに惑わされぬよう市民に呼びかけている。コンポステラバレー州ナブントゥラン町周辺では余震が続いており、同町でその後、震度3の余震を記録している。これについて同研究所は「余震があるのは異常なことではない。一週間後に起きることもある」と不安打ち消しに躍起だ。テキスト・メッセージなどで野火のように地震発生のうわさが広がっているため、同研究所は州政府当局にうわさを否定する文書を送ったことを明らかにした。
(20日・ブリティン)