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　南コタバト州の厚生省幹部はこのほど、厚生省が作成した医薬品推奨リスト以外の医薬品を処方する医者に対する監視を強化すると述べた。

　同省同州事務所は、一部の医者がリスト以外の高価な医薬品を好んで処方する傾向にあると指摘。それにより、製薬会社から多大な利益供与を受けおり、悪質だとしている。

　リストは、厚生省が国民に安価に医薬品を提供するために専門家の協議を経て毎年更新。欧米先進国で一般的に普及している「ジェネリック」と呼ばれる、高価な新薬と同じ成分の安価なコピー医薬品が多く含まれている。

　同事務所は今後、悪質な医師に対して関係省庁と連携して制裁措置をとる意向。

　ジェネリックは通常、新薬の数分の一の価格。（６日・スター）