ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2004.5.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
流用疑惑で調査開始
行政観察院セブ支部は地元のマルティネス下院議員に対する優先開発補助金(ポークバレル)の私的使用疑惑について調査を開始した。同議員が、昨年受け取った補助金の一部、千百五十万ペソをBPI・パサイ支店の自分名義の口座に振り込んで目的以外に流用した疑惑が発覚した。
同議員は、金は地元のボゴ町の開発に当てられたもので、領収書もあり問題はないとしている。ボゴ町長は同議員の子息。マルティネス議員はガールスカウト・セブ支部の副支部長をしているが、昨年、同議員の開発補助金が三度にわたってボゴ町当局に支出された後、ボゴ町は千百五十万ペソのガールスカウト・セブ支部あての小切手を切り、これが議員の個人口座に直ちに移されたという。(30日・インクワイアラー)