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3月8日のまにら新聞から

ポー氏は出席せよ

[ 671字|2004.3.8|社会 (society)|新聞論調 ]

大統領候補者討論会

 大統領候補のフェルナンド・ポー氏は討論会への出席を避けている。討論会はたくさんのおしゃべりをして相手と溝を作るだけだと言って。彼が望むのは言葉ではなく行動だという。一方で彼は自分がまだ学生だと認めている。特に経済学を身に付けたい学生だと。しかし、もし本当に良い学生になりたければ、つまり大統領という困難な職務に対する準備を進めたければ、討論のコースも学べば良いであろう。

 わが国のような自由かつ民主的な社会では討論は無用でも時間の浪費でもない。選挙キャンペーン中の討論は、投票者が候補者を選ぶのに十分な助けを与えることができる。投票者が知的に投票するためにも討論を通じて十分な情報を得ることが必要なのである。

 討論は知識を増やし、寛容を学び、理解を促進する。討論で重要課題の二面性を認識することもできる。また、討論は人に訴える技術も磨くことができる。討論者は自分の強く信じる立場をより堅固なものにすることができるのだ。さらに討論は、批判的思考を深めることができる。討論者は、自分の論点を補強するための最良の証拠を選択しなければならない。これらは代理人や補佐ではできない。国を運営する大統領はこれらの技術を身に付けなければならない。

 ポー氏とその支援者に討論に参加すべきだと言いたい。投票者は、プレッシャーに遭いながら候補者が見せる、職務に対する準備の度合いやその態度、そしてパフォーマンスを観察できるからだ。そして最も大切なことは、候補者は自分の政策について投票者と十分に議論することが必要だと言うことだ。(2日・インクワイアラー) 

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