ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2004.1.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
同じナンバー2台の謎
一月四日、ミンダナオ島中部マギンダナオ州パラン町で起きた時限爆弾爆発事件で,国軍と地元警察は爆弾の仕掛けられたオートバイの所有者を殺人、殺人未遂などの容疑で送検したが、同じナンバーのオートバイが二台あることが分かり、混乱を招いている。
調べによると、当局はオートバイのナンバーから所有者を割り出し、送検した。その容疑者が無傷の同ナンバーのオートバイで「事件と無関係」と警察に名乗り出た。国軍などの捜査で同じナンバーで登録されたオートバイが二台あることが分かり、陸運局に事情を問い合わせているという。捜査当局はこれまでに町議の一人を容疑者とみて送検。また、モロ民族解放戦線(MNLF)の指揮官の一人を容疑者として逮捕した。(15日・トゥデー)