ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 287字|2003.12.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
自警団の関与否定
南コタバト州ポロモロック町で続発している麻薬密売人殺人事件で、地元警察はこのほど、自警団の犯行ではないとの見方を示した。
三日に町内の簡易宿泊施設で地元住民が射殺され、覚せい剤と見られる薬物の小袋八個とともに発見された。この事件でポロモロック署のドンドヤノ署長は「麻薬がらみの殺人はこの一週間で三件目。事件は仲間割れが原因」とし、麻薬密売者の処刑に日常的に関わっているとのうわさが根強い自警団の関与を否定した。
また、ある同町職員も「原因は麻薬取引をめぐるトラブル」と述べている。処刑グループの活動はダバオ市が有名で、市長の関与がささやかれている。(6日・サンスター)