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　サンボアンガ市のロブレガット市長はこのほど、ミンダナオ地方の精神障害者と物ごいが大挙して同市に流入しているとの懸念を表明した。同市長は市内を視察後、「危険な人物の集積場」と表現、これらの人物を外国人観光客らの視界から遮断するよう市の関連部局に指示した。

　市内の政府系病院には、精神障害者を治療する施設や薬剤が不足しているため、市街に患者があふれていても対処できないでいる。

　一方、市議会には長距離バスやフェリー会社に対し、市内に精神障害者を輸送した場合、厳しい罰則を課す決議案が提出されている。

　通行人に投石するなどのトラブルを起こしているため、市民からの苦情が絶えない。 （29日・ブリティン）