ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 303字|2003.11.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
購入者を洗え
ダバオ市は近く、「ラグビー」の名前で知られる有機溶剤を含む接着剤の購入者氏名をドゥテルテ同市市長に報告するよう、販売店に義務付ける。空腹を紛らわせるための手段として、主にストリートチルドレンや貧困層の子供たちがラグビーを常習的に吸引している。
同市長は「周囲の大人が買い与えているケースが多い」とみており、購入者を特定することで、子供たちをラグビー中毒から救うのが狙い。さらに、未成年者に対するラグビー販売も全面禁止する意向だ。
一方、市は「ハルシオン」などの幻覚剤を含むせき止めシロップについても、未成年への販売を禁止する。同市長はこれらの中毒者を麻薬中毒予備軍と見なしている。(19日・トゥデー)