ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 296字|2003.11.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警察が被害者に見舞金
カガヤンデオロ警察のモンタルバ署長代行はこのほど、強盗の被害者が容疑者を告訴すれば、一律千ペソの見舞金を与えると発表した。これまでにも、引ったくり犯を捕まえた一般人や警官に報奨金が渡された例はあるが、被害者に金銭を与えるのは極めて異例。
署長代行によると、報奨金制度のおかげで引ったくり犯は激減したが、一方で、強盗のような荒っぽい犯行は増えており、検挙率向上が急務だという。見舞金の供与により、被害者への事情聴取を円滑に進める意向だ。
署長代行は見舞金の原資について「市当局の財源には手をつけていない」とコメントしているだけで、詳しい出所は明らかにしていない。 (11日・サンスター)