ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2003.10.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
虐待目的で家宅捜索
東ネグロス州サンタカタリナ町アランギランの民家で家宅捜索中に警官がわいせつ行為をしたとして、女性容疑者がこのほど、警官二人を人権委員会に告訴した。
女性の申し立てによると、八月十一日午前六時ごろ、朝食の準備のため水をくみに屋外へ出たところ、突然複数の警官が屋内に乱入。警官の一人が台所のタバコの空き箱に麻薬の包みを隠した上で、証拠品として押収したという。
また、女性はトイレに行きたいと訴えたが許可されず、警官が目の前で用を足すよう強制。さらに、身体検査をした際に不必要に女性の胸などを面白がって触ったと主張している。弁護士は「明らかに虐待目的の家宅捜索」と警官の行為を非難している。(26日・サンスター)