ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2003.10.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
透析機20台を市に贈与
セブ市のカリーリョ市議はこのほど、米国シアトル市内の西部腎臓センターが同市に中古の腎臓透析機一式二十セットを寄付する予定だと発表した。総額二千万ペソに相当する。
同議員は市議団の一員として今月七日まで九日間の日程で米国を訪問、カリフォルニア州チュラビスタ市で姉妹都市提携の記念式典に出席したあとシアトルに立ち寄った。
透析機の贈与先としてナイジェリアも候補に上がっていたが、フィリピンの方が需要が高いとして先方から申し入れがあったという。
比は腎臓移植手術件数が多いことで知られているが、透析が必要な患者も多い。ただし、透析費用が高額なため一部の富裕層を除き治療を受けることは難しい。(26日・ブリティン)