ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2003.10.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
路上生活の子供を救え
ミンダナオ島のサンボアンガ市でこのほど、社会開発評議会(SDC)や警察、民間団体などが合同で市内を巡回、百人以上のストリート・チルドレンを保護した。
対象となったのは繁華街周辺で物ごいをしている子供たち。これらの子供たちを家庭に戻すことができるか検討し、家庭環境が劣悪などの理由で親元で暮らすのが難しければ福祉施設で生活させる。
ロブレガット市長は九月、路上生活の子供たちの保護を指示した。だが、地元フィエスタの実施などが優先され延期されていた。
SDCのビリアヌエバ会長は「子供たちのほとんどはコタバト市やダバオ市出身。全員を保護できるまで、一週間に一度は巡回する」と話している。 (22日・サンスター)