ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2003.10.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
大量密輸米、没収手続きへ
ジェネラルサントス市のダディアンガス港徴税官が明らかにしたところによると、当地の関税事務所は市内で摘発した六百万ペソ分の密輸容疑米の没収手続きに入った。密輸米は台湾の高雄からで、国産品に見せかけるため袋が詰め替えられていた。マニラに向けて荷積み終了時点で情報により、沿岸警備隊と税関に摘発された。
荷受人はマニラに本拠を置く貿易会社で、押収されたコメが密輸米でないことを証明する機会を与えられる。
密輸米は十三のコンテナーに入れられトウモロコシと表示されていた。船積み会社は「コメと申告すると食糧庁の検査が長引き、市場の需要に間に合わないのでトウモロコシと申告するよう荷受人から依頼された」と話している。(9日・ブリティン)