ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2003.10.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
射撃の腕、8割が落第?
オスメーニャ・セブ市長はこのほど、セブ市警本部の射撃訓練場で十人の警官を前に「いかに射撃の腕を向上させるか」についておよそ三十分間訓示を垂れた。
市長は市警本部に抜き打ちで訪れたもので、「もっとも自然な体勢で銃を構えることが大事。訓練を重ねれば必ず上達する」と述べ、警官を激励した。市長によると、同市警所属の警官は約九百人、そのうち八〇%が「不適切な腕前」だという。
セブ市警は全国有数の訓練が行き届いた警察として知られている。しかし市長によれば「二百四十人はまったく使い物にならないレベル」だとか。射撃の技術が向上しない理由のひとつは弾薬不足だが、「集中力で補える」としている。(11日・セブ・デーリー・ニュース)