ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2003.10.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
養豚で生計向上を
全国有数の貧困地域、レイテ州で養豚振興による生計向上プログラムがこのほどスタートした。同州政府は第一弾として、リゾートで知られるヒンダン町などの百三十八農家に生後六カ月の雌ブタを各戸数頭づつ贈与した。
同州農業事務所のポルトゥーラ農業専門家は「地元では養豚が副業として根強い人気がある。州政府が後押しすることで、農家が起業家としての意識を発揮すれば住民の生活は向上していくはず」と話している。
同専門家は今後について「子ブタの供与を受けた農家に将来、州の交配センターに二︱四頭の子ブタを提供させる。仕組みが機能するようになればこのプログラムは永続的に発展するだろう」と希望的観測を述べた。
(5日・トゥデー)