ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 331字|2003.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
共同灌漑を供与
農地改革省はこのほど、カガヤンデオロ州マンブアヤ・バランガイ(最小行政区)に総額二千四百万ペソの公共用灌漑(かんがい)を供与した。
パンダンガナン長官によると、同灌漑は日本の国際協力銀行(JBIC)の援助による農地改革支援第二次計画に基づくもので、百五十ヘクタールの農地に農業用水供給をもたらし、恩恵を受けるのはマンブアヤ農地改革共同体の農民千五百九人に上るという。引渡し式で同長官は同省次官らとともに生産性の高いハイブリッド米の試験植え付けを行った。同長官はまた、その機会に農地から市場へ通じる道路整備、橋梁、灌漑施設、教育、保健センターなどの重要性を説明、これらが一体となって農民の生活の質向上に貢献すると力説した。
(14日・ブリティン)