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　ミンダナオ島南部ゼネラルサントス市周辺はイスラム過激派、アブサヤフと同急進派、モロ・イスラム解放戦線（ＭＩＬＦ）が、独立記念日前後に大規模な攻撃を仕掛けるとの情報が携帯電話の文字メールで流れ、パニックに陥った。情報筋も両派が攻撃計画中との情報を入手したことを確認した。

　北コタバト州が発信源とみられるテキスト・メッセージによると、アブサヤフのリーダー、カダフィ・ジャンジャラニは七十人の部下とともにすでに中部ミンダナオに上陸。これは当地の警察当局トップも確認したという。

　ＭＩＬＦのスポークスマンは、この情報について「和平交渉に反対する政府、軍、地方当局タカ派の工作」と直ちに否定した。（12日・ブリティン）