ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2003.4.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
再植林地で火災続く
ボホール島の再植林計画が相次ぐ森林火災で大幅後退を余儀なくされている。タグビラランの環境天然資源省中部ビサヤ地方事務所によると、損害額は五百万ペソに上るという。
火災は同島のマビニ、アリシア、ウバイ三町で連続して発生、再植林地約二百五十ヘクタールを焼き尽くした。最初の火災は三月十一日、マビニ町のサンイシドロ・バランガイ(最小行政区)で起き、次いでアリシア、ウバイ両町でも発生した。
同事務所などで火災の原因を調査中だが、現在でも小規模農民が焼き畑農業を営んでおり、その火が引き金になったとの見方が有力という。
同地域では伐採された森林の復活計画として再植林が進められていた。(3月31日・インクワイアラー)