ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2003.3.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ごみの抜本的対策なし
環境団体「環境経済管理のセブ・パートナー基金」はこのほど、これまでの二年間でメトロセブの地方自治体はごみ対策に抜本的な解決策を打ち出せていないとの実情を明らかにした。メトロセブの首長は二年前に固形ごみ処理に関する合同タスクフォースを設置していた。
同基金のバリェス所長は①資金不足②ごみ埋め立て地建設に適した土地が見つからない——の二点が実行の妨げとなっていると指摘した。
現在、コンソラション、リロアン、コンポステラの三町は合同でごみ処理プランを作成。一方、ミンラニリャ、ナガの二町とタリサイ市は合同でごみ処理問題に取り組む見通しだったが、埋め立て地の立地条件とごみ処理費用の点で折り合いが付かなかった。(5日・サンスター)