ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2003.2.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
シャブ販売で禁固40年
二百グラムを超える覚せい剤(シャブ)を売りつけたイスラム教徒の商人男性二人が、このほどセブ地裁でそれぞれ禁固四十年、百万ペソの罰金判決を受けた。
二人は一昨年、摘発された。地元警察当局が、二人が覚せい剤の密売をしているとの情報を得て内偵。警官が被告の一人の自宅を訪れ、覚せい剤を買いたいと申し入れた。警官が現金を見せると、男は二百二十グラム入りのプラスチック五箱を手渡したという。捜査隊が直ぐ駆けつけ、男を逮捕した。
もう一人の被告はカルボン市場近くのフリーダムパークで覚せい剤を密売しているとの情報があり、これもおとり捜査を展開。二百三十グラムの覚せい剤を警官に売りつけて逮捕され、起訴されていた。(9日・ブリティン)